大間の夏の風物詩・大間稲荷神社例大祭!8月9日~11日の3日間、山車運行します

8月8日から8月11日は、大間稲荷神社の例大祭です!
”神社のお祭り”といえば、夜の参道に並ぶ沢山の出店を連想しますでしょうが、大間では、9日から神楽や神輿行列の他、日中から夜まで4台の山車(やま)が運行します。漁協は長旗と言われる休業期間に入り、多くの漁師さん達も山車を引っ張ります。3日間かけて運行するため、「やど」と呼ばれる民家に立寄り、休憩したり翌日の運行まで御神体を祀ったりしながらゆっくりと町中を廻り、最終日の8月11日夜に神社に4台が揃います。

この祭りの見せ場といえば、山車がすれ違う時に拍子「やまより」と囃子歌「どっとこ(きやり)」をお互いにかけあい、拍子をとられないようにする対決シーン!これ、かなり盛り上がります!
神楽も山車に負けないようにお囃子の声を張り、厄除けの獅子はこどもの頭を噛んで廻り、神興・御稚児の行列では沿道のじぃじ・ばぁばの顔がほころぶ・・そんな町に根付いた伝統文化行事なのです。

◇◆◇大間稲荷神社例大祭◇◆◇
8月8日:宵宮祭20時~祈祷
8月9~10日:10時~神楽、山車4台運行(※御輿行列は9日のみ、17時頃まで)
8月11日:10時~神社前より御輿行列出発。13時30分~弁天神社拝殿より神楽・神輿・山車合同運行 
※雨天延長は12日まで

山車
※写真は昨年の様子です

ちなみに、大間町の例大祭は3地区にあり、奥戸地区は8/16~8/18、材木地区は9/9~9/10に山車運行があります。
中でも”くだり囃子”で有名な奥戸春日神社・布袋山の山車は屋根の無い珍しい山車で、昨年、青森県無形民俗文化財に指定されました。それぞれの地区で文化が違う事にも、注目して頂きたいです!
決して観光色の強いイベントではありませんが、”本州最北の漁師町・大間らしさ”をぜひ味わいにお越しくださいませ!

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