大間の天妃様行列に沸いた、海の日の神事をレポート!

2025年7月21日、海の日。大間の漁師の祭典ともいうべき晴れの日です。今年も天妃様のお里である台湾の媽祖総本山・北港朝天宮から、多くの関係者が訪れ、賑わいと異国情緒のパワーに溢れた大漁祈願祭・天妃様行列となりました!

朝9時。大間稲荷神社での祈祷を終え、今年の御召船(おめしせん)に神輿と弁天様を乗せ、神楽囃子を響かせながら、大間沖へ出港。
御召船を誘導するのは護衛船。3日前に新造船の進水式を終えたばかりの「第三十一大運丸」菊池和喜さんが担当しました。
大漁旗をはためかせた漁船が沖で集まり、大漁安全を祈願する「お札入れ」の神事では、漁業・海事関係者ほか、台湾の北港朝天宮の皆さまも漁船に乗り、沖でご神酒を酌み交わす日本式の神事にご参列いただきました!

漁港に戻り、弁天丸のどっとこ(木遣り)がけを行った後は、いよいよ天妃様行列。大間稲荷神社前の広場では、台湾の銅鑼の音と、神社の神楽囃子が混ざりあい、何とも賑やかです。大間でのみ聴くことができる、唯一無二の“協奏曲”ですね!

天妃様に仕える神様役を務めるのは、地元・大間町商工会青年部の皆さん。昨年3月、天妃様の北港朝天宮への里帰り巡礼の際にご指導を受けたお陰様で、キレッキレ!の動き。元気キャラや酔っ払いキャラなど、神様の個性が引き立つ見事な動きでした。

恒例の龍踊には、今年も青森県内の大学に在学中の中国人留学生の皆さんが、助っ人として駆けつけてくれました!
(⇒行列の様子は、Facebookよりリール動画をご覧ください)

そして、フィナーレは福のお裾分けである恒例の「餅撒き」。北港朝天宮の副会長である呉炳俊様もご登壇!。当たりくじ付きの紅白餅を袋いっぱいにいただき、神社前広場いっぱいに笑顔が溢れました。

台湾の皆さま、はるばるのお越しをありがとうございました!

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