7月1日から、突如として大型クロマグロの漁獲規制がスタートしました。国によって行われた巻き網漁と沿岸漁業の漁獲枠が、沿岸漁業に対してあまりに不利に配分されたものでした。そのため、沿岸漁業である大間の一本釣り漁・延縄(はえなわ)漁が、この先どの程度実施できるのか、感謝祭のためのマグロを確保できるのかどうか、いまだ不透明な状態が続いています。
このような事情から、大間町観光協会では、10月7日・8日に開催予定だった大間マグロ感謝祭を、「やむなく中止にする」という苦渋の決断をいたしました。
解体ショーを目玉に、2001年から毎年毎年続けてきた大間マグロの祭典ではありますが、すでに、ご予定を立てておられるみなさまに大きなご迷惑とならぬよう、このタイミングで中止の決定をし、早めのお知らせとさせていただきます。ご理解の程、どうか、よろしくお願いいたします。
合わせてみなさまに、心からのお願いです。
資源保護にかなった漁法でマグロと向き合ってきた大間のマグロ漁師を始め沿岸漁業の漁師さんたちを、その漁師文化を誇りに観光まちづくりを行ってきたマグロの町・大間を、どうか、どうか、応援してください。
▲農水省前で行われた全国の沿岸漁師さんとの共同行動(2018年6月25日)