大間町の伝統行事「弁天神社例大祭」、通称「さがさんじ」。
ところで、「さがさんじ」とは何のことでしょう?
生粋の大間っ子なら知っている由来。それは、「三月三日」。
旧暦で三月三日が弁天様の大祭で、今の暦の四月三日なのです。
さんがつさんにち→さんがづさんにぢ→さんがさんぢ→さがさんじ!
(・・・納得ですね?)
大間稲荷神社などで行われ、今年も漁師さんをはじめとした町民が今年一年の航海安全と大漁、家内安全を祈願しました。
御神楽・神楽舞を弁天様に奉納する、三百年近い歴史を持つ神事です。
本祭は本日ですが、昨夜には前夜祭、通称「夜宮」がありました。
大間稲荷神社で、神主による祈祷の後、神楽舞が行われ、笛や太鼓に合わせて勇壮な舞を演じました。
本来なら今日、大間崎沖から北に約六百メートルの弁天島にある弁天神社本殿でも神楽舞を奉納するのですが、あいにくの大しけで舟行事は中止。
大間崎の弁天神社拝殿での奉納で無事にさがさんじは終了。
(といっても雨の中、宴の真っ最中です~。)
ちなみに。昨年は7年ぶりの弁天神社本殿での奉納が行われました。
大漁旗をはためかせた漁船で御神楽が海を渡った様子をぜひご覧くださいませ~!